Filmarksであまりにも酷評されているから、つまらないの覚悟で観たんだけど、わたしは全然普通に楽しめた！
ブラッドリー・クーパー演じる第一線を退いた一匹狼のアメリカ軍兵士が主人公。久しぶりの任務でかつて過ごしたハワイに戻り、職場での過去の因縁、原住民の人々の文化、元恋人とその家族、そして新しく出会ったバディとの関係性が絡み合う中で、自分の人生の中で何を選び取っていくのかを決断する物語。
誰もが口を揃えて言っているように、キャストが豪華！恋愛模様を繰り広げるメインキャスト陣はもちろん、わたし的にはビル・マーレイの味のある悪役ぶりとアレック・ボールドウィンのキレ芸がとっっても好きでした。
メッセージがわかりづらい、という感想が多いのは振れ幅の広い色々な要素が盛り込まれているから？わたしは特にそんな印象は受けず、むしろ仕事と恋愛どちらかに偏ることがなくてよかったかも。ストーリーが進むにつれて徐々に変化していく登場人物の関係性を楽しみながら観ることができた。ほどよい南国感もまた爽やか。
ハワイ原住民の文化が軽んじられている、というような批判もあるらしく、その点については何も言えないけれど、現地の文化に明るくない日本人のわたしからしたら、素直に面白いと思える作品でした。
