ししまる

ロスト・シティZ 失われた黄金都市のししまるのレビュー・感想・評価

3.1
◼️概要
2016年の伝記ドラマ。20世紀初頭、英国陸軍少佐フォーセットは地理学協会から依頼を受け、測量でアマゾン奥地へ。最奥部で古代文明の痕跡を発見し、帰国後も興奮冷めやらず、Zと仮称する失われた古代都市を発見するため、再び南米へ向かう。
◼️キャスト
パーシー:チャーリー・ハナム、パーシーに同行するヘンリー:ロバート・パティンソン、パーシーの妻ニーナ:シエナ・ミラー、パーシーの息子ジャック:トム・ホランド
◼️メモ
デヴィッド・グランのノンフィクション小説「ロスト・シティZ 探検史上、最大の謎を追え」(2009)が原作。Zという呼称の由来はパーシーが語っていないため不明。
パーシー失踪後、多くの冒険家がフ行方を捜索。1930年には記者が消息を絶ち、スイス人のハンターらも行方不明になった。ジャングルに白人の捕虜たちと幼い子どもたちがいるという未確認情報もあったが、結局見つかっていない。
◼️感想
探検の喜びと過酷さがよくわかるリアルストーリー。娯楽的アドベンチャーとは違ってワクワク感は小さく、かなり真面目なヒューマンドラマ。結末は明確に描かれないものの、悲しく苦しい結末。141分とやや長いが、パーシーの半生を描いているので、かなり凝縮されている。通信機器もない時代に何年もアマゾン奥地を探検するなんて、すごいなあ。
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