ひどすぎる。最悪。
実話ベースの映画なんだけど、それをただ時系列順にやっていくのでこれのテーマは何なのか全くわからない。
冒頭、鹿狩りからのダンス?パーティが長々と使われるんだけど、全カットでも何も問題ない。その調子で「遺跡を探す」というテーマに関係のないシーンがどんどん詰め込まれていく。
主人公の近くに居る人間もシーンが変わるたびにちがう人間になるので誰とも何の物語も生まれないし起こる衝突も安っぽいだけのものに。
ラストも主人公たちがアマゾンから何年も戻らない中、婦人があの人たちは絶対に帰ると信じているなんて意味深なシーンを入れたくせに結局主人公たちは現れることはない。
いや、そら婦人はそう思ったのかもしれないけどさぁ、いらなくないそれ。エピローグで文章流すだけで済むでしょ。ものすごい肩透かし。
起こったと全てを映画に落とし込むのはただのダイジェストでしかないし、それならドキュメンタリーでいいよ。