レフンがこんなに観客を意識して映画を撮っているとは思いませんでした。てっきり「分からない奴は置いてくよ」といったスタンスだと思っていたので。あるいはそれは冒頭でボドロフスキーが言っていたように、ドライブの成功があったからなのかもしれませんけれど。
きっとスカした奴なんだろうな〜とずっと思っていたので、本作を見てレフンのことを好きになりました。なんだお前って結構ふつうな奴じゃん!みたいな。
周りの評判を気にして、他の監督も意識して、レビューサイトを読んで、いつもナーヴァスになっている感じとか普通過ぎです。