おーちゃん

悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46のおーちゃんのレビュー・感想・評価

4.3
第2弾に向けて、再鑑賞。


2018/10/25
あどけない少女たちが乃木坂46として成長していく様を母親の語りで紡いでいくドキュメンタリー映画。

メンバーたちのリアルを追求した作品である以上、かなり突っ込んだ内容だ。
こんなの公開して大丈夫なのか?とひやひやしてしまうところまで、包み隠さず見せてくる。

乃木坂46をちゃんと認識したのは遅ればせながら今年の生駒ちゃん卒業の時期だった。
今やAKB48よりも人気の高いグループであり、初期は公式のライバルとしてデビューしたが、もはや「乃木坂46」としてかなりのブランドものだ。
少しずつメンバーの顔と名前を覚え始めたのだが、そのレベルで観ても初期メンバーのことを知るには充分すぎるほど、わかりやすい内容になっている。

反対に逆境や今や見せたくもないだろうスキャンダルの模様も組み込まれている。
でも、この映画を観て乃木坂46を嫌いになる人は恐らくいないだろう。
私自身も、一ファンとして応援したくなった。
途中のあるシーンで不本意ながら感情移入してしまい、もらい泣きをしてしまった。
彼女たちのひたむきさは一見の価値はある。

改めて思ったことは、
アイドルたちのまるで心臓を鷲掴みにされているほどのプレッシャー。
生駒ちゃんの存在と行動の偉大さ。
AKB48の影響力。
秋元康恐るべし。