素晴らしかった、マルグリッドの生き様は、想いは、意志は、形を変えても人に伝わり、それを知る人へ感動として繋がっていく。
マリーはマルグリッドから最初「善い事」をされているとは認知できなかった。事実、その善いことはマリーにとって、未知の恐怖であり正体不明の何かだった。それ二人にとってそれがわかるまでの道のりは険しくイバラの道であった。
諦めないこと、測り知れない程に強く真っ直ぐ愛を前提とした彼女の情熱的行為は、人に何かしの強い影響を与える。その影響は、愛によってその質を決定づける。愛は時に犠牲的であり、格闘であり、苦悩や苦闘である。しかしその忍耐が、また深い愛の証明なのであろう。全身全霊で生きた人を知ることができて感謝と共に祈りを捧げたい。私にもそのような力が欲しい
