あゆ

スティーブ・ジョブズのあゆのレビュー・感想・評価

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)
4.4
涙を流しながらの感想は、
「この映画を観て良かった。」


娘については、まず認知をしないし充分とは言えない養育費しか払わないという、父親としての責任から逃げているジョブズ。
こやって事実を挙げると酷い父親だなと全力で思うけど、

ちがうんです(ノД`)

'出来損ない'の父親でも、娘にとったら大好きな父親なわけで、
時間はかかったけど、一度向き合ってくれたという事実だけでこんなにも救われる。
これが血のつながりなのかもしれないですが!

最初Lisaの由来を聞いたときは、前作のスティーブジョブズで感動した私はなんだったんや!!ってがっくりさせられたけど、
良かった、今回もやっぱり彼を大好きなままで終わりました。



ジョブズ。誰かから何か恩恵を受けようとか賞賛されようとかを求めておらず、
拘りが強くかつその100パーセント到達を遂行する人。

製品を愛し、芸術品のように美を追求するスタンスに魅了される。

確かに周囲への配慮が人より足りない人だけど、まわりまわってその貫徹したプロフェッショナルさ故に、私はジョブズを愛したいです。
あゆ

あゆ