とにかくセリフ、セリフ、セリフの映画。3回にわたるスティーブ・ジョブズの新製品発表プレゼン開始前を舞台にほとんど会話だけでストーリーが進む。
次々と象徴的に現れてジョブズと口論して去っていく周りのキャラクターがこの映画によいテンポを与えていた。
作中のほとんどがセリフでテンポもよく飽きず鑑賞出来た。
けれどスティーブ・ジョブズ関連の前知識のない人は途中興味失ったり、寝たりしそうw 作中で描かれたスティーブ・ジョブズは魅力があるとはいえないし、我々、視聴者がカリスマスティーブ・ジョブズの物語をすでに知っているという前提がないとこの映画を最後まで鑑賞しようという熱量が湧かないだろうな。
観る人を選ぶであろう結構尖った作品だった。
