冒頭にこの映像は真実しか映していないという字幕あり
ナチスドイツの強制収容所で行われた大虐殺
この場で何が起きていたかの記録、淡々と映し出される映像
骨と皮だけになり衰弱した生存者、死因を確認する為掘り起こされた腐乱した遺体
次々と連合軍が強制収容所を占拠するも解放された時既に遅し、亡くなる人命も多数
モノクロで映像自体が古いものだがこれがカラーで鮮明な映像だったらあまりの惨状に目を背けてしまいそう。
その街に暮らす人々が収容所を訪れて見る現実。
あなた達はすぐ傍でのうのうと生活していた、罪悪感を背負って生きろと言わんばかりに。
たった1時間、されど1時間。淡々としていたからこそより残酷さが浮き彫りに。
ナチスドイツ関連の映画はかなりあるがこの映像は解放後の記録／彼等の大罪の証拠として凄い意味のあるものだった。
