ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品!
ジャン・コクトー自身の小説の映画化なんですが、脚本とナレーション「詩的」も担当。
メルヴィル監督の『海の沈黙』を凄く気に入って、本作を依頼したそうです。
母と一緒に暮らす姉エリザベート、弟ポール姉弟喧嘩の絶えない二人、姉は弟を溺愛して、弟ポールはガキ大将に恋心を抱き、又別の男にも好意を抱かれてる…
当時としてはかなり攻めてる題材ですね。近親相姦、ホモセクシャルの話を描いとります。
撮影アンリ・ドカエがいい仕事しとります!
死人の描写がエグい、メルヴィル演出!
中盤まではハマれませんでしたが、終盤にかけて姉役のニコールが素晴らしい!
落書きされた置物の眼差し…
夢遊病のポールの徘徊…
しかし、コクトーのナレーションは違和感…
よっしゃ!メルヴィル作品連投しよう(^^)
良か映画!