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究極超人あ〜るのmitakosamaのレビュー・感想・評価

究極超人あ〜る(1991年製作の映画)
2.9
やぁ。
パトレイバーは大好物なのだが、あ〜るは正直言って のめり込めなかった作品なんだよな。どうにもあのノリが苦手で。80〜90年代の文化部のワチャワチャした感じ。
自分もオタなんで人のことは言えないが、それでもあの感じはちょっと抵抗ある。

このOVAでは、いつものメンバーが静岡から愛知の豊橋までスタンプラリーをやるという話。
牧歌的な地方電車に乗る、ちょっとしたロードムービーみたいなテイストも持ってる。物語のユルさと上手くマッチしてるなと思う。

しかし、あ〜るの塩沢兼人はバッチシだなぁ。ニヒルなイケメン役が多かった塩沢氏だが、この抜けた演技が実に心地いい。
鳥坂先輩の神谷明も適任。面堂終太郎を想起させるテンションの高さ。

鳥坂が普段から矢鱈と中指を立てて喋るのは、今じゃ完全にコンプライアンス的にNGだろうな。他にも色々問題ありそう。

スタンプラリーが西園寺の陰謀であり時間内にゴールしないと全額負担になるという制限がつく。でも割と寄り道したりするんだよな(笑)

気になる人は、みんな見ませう。
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