とんでもない映画を見てしまった…一応4.0/5.0点にしておくけど後でこっそり1.0か5.0に変えるかもしれない…そんな映画です。人によってどっちかに振り切れるタイプと言ったらいいのでしょうかね。平均したら中間の点に落ち着くあれです。
この映画、広報担当は苦労しただろうな〜。「今度の標的は全国の佐藤さんではなく女子高生！」そんなかんじのことを予告とかで書いてた気がしますが全くそんな映画じゃないです。苦し紛れに広報が出した一文だと思います。その謳い文句や山田悠介の原作が好きな中高生はこの映画を友達や恋人と映画館に観に行ってめちゃくちゃ後悔したでしょう。なぜなら、この映画、お金と権利と自由を与えられた園子温の盛大なマスターベーションだからです。「トリンドル玲奈に泣きじゃくる顔をさせたい」「篠田麻里子に戦わせたい」「真野恵里菜に走らせたい」「女の子×グロを見たい」ほんとそれをしたいだけだと感じました。ストーリーとかないようなものです。「意味がわからない」って言葉で片付けるべきじゃないです。園子温ワールドっていう便利な言葉でくくりましょう。ハマる人にはきっとハマります。ハマらない人には1.0点の映画です。
