スター出しといてつまらない映画やドラマはたくさんあります。しかし、マシューマコノヒーと渡辺謙、そしてナオミワッツ。有名俳優3人をメインに迎えたこの作品、さすがと言わんばかりの演技力です。クロースアップが多く用いられていることもあり、俳優の表情からキャラクターの心情が見事に語られていた印象です。
また本作は、ブラックリスト(ハリウッドで評価されつつも作品化されていない脚本のリスト)に掲載されていたほどで、上手く伏線の張られた感動サスペンスです。
舞台が日本ということで、日本人にとっては若干チープな伏線だと感じるかもしれませんが、自分は深読みせず見ていたので純粋に感動できました。