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エンドレス・ポエトリーのtomoonのレビュー・感想・評価

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)
4.0

詩人を志す主人公が、家族の抑圧から自由になり、本当の自分や自由を見つけ出していく過程を描いている。

意外と楽しめた!
各シーンや登場人物ぶっ飛んでるものが多いが、矢継ぎ早にぶっ飛んでるので、飽きずに最後まで感性全開きで見られた。
常に歌いながら話す母や、毒蛇女と呼ばれる強烈な個性を持った女性、常に一心同体になりながら踊っている友人、子供の身長のまま大人になった人、同性愛の人など、ありとあらゆる人が出てくる。
また、全編演劇風の演出で、衣装のデザインや映像の色使いがカラフルで綺麗だった。
監督の息子が主演なんですね。

そんなぶっ飛んだ人たちでもみんな、普通と言われる人たちと同じように悩んでいる。
自由に自分の好きなことだけしていても、悩みからは逃れられない。
「人生はゲームだ。苦しむのは馬鹿げている。笑おう」

何かアイデアを出したい時やインスピレーションを得たい時に見ると、何かぶっ飛んだものが生まれそう。
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