松長もんど

エンドレス・ポエトリーの松長もんどのレビュー・感想・評価

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)
4.0
ホドロフスキーの自伝映画~青年期編~。

前作『リアリティのダンス (2013)』に引き続き、ホドロフスキーの自伝映画。

前作は父”ハイメ”が主軸であった為か、漠然としたストーリー展開となっていたが、本作は青年期編と言うだけあって、完全にホドロフスキーを主軸として進むストーリーであり、幾分か理解しやすいものとなっていた。
加えて映像表現についても本作の方が美しくて印象的。

あるシーンを観ていると思えば、アッサリと終わって唐突に次の展開へと走り出す。意図しているのから分からないが、ホドロフスキーの記憶の断片を覗いているようだった。

サーカス好きのホドロフスキーおじいちゃんも御年92歳。不死身なのかもしれない。