たろ

エンドレス・ポエトリーのたろのレビュー・感想・評価

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)
3.9
生きるとは?成長するとは?生活するとは?働くとは?
失業している状態で、この映画を観る巡り合わせに、感謝。なのかなぁ。

若いうちから自分を追求した詩人と、ぼんやりとしていて中年期に急に自分を見つめ直さなくてはならなくなった自分。

たぶん、失業してなかったら、全然違う感想になったのだろうなぁ。

そして、中年になった今だから、お父さんの考え方も理解出来ます。僕は独身だけど、親になったら尚一層、そうなるのかも知れません。僕も父親に男らしくあれ!と言われてきたから、父親と和解するシーンで複雑な感情を感じました。

主人公の、若さ故の?行動力、率直さに憧れます。それに対して、自分はボンヤリと過ごしてしまったという後悔。

いやはや、ザクザク刺さりました。

映画を観る事で、自分の内面を見つめる。
こんな体験、初めてなので上手く表現出来ないけど、見て良かった。
たろ

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