カフェポタリスト

エンドレス・ポエトリーのカフェポタリストのレビュー・感想・評価

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)
4.0
詩人アレハンドロ・ホドロフスキーの誕生。
パゾリーニ同様、ホドロフスキーも本質は詩人であるということが
よくわかる作品。

シベリウスやストラビンスキーの楽曲が効果的に使われている。
黒子の登場は「心中天網島」を想わせた。

監督、だいぶ灰汁の強さが無くなって円くなって来てるのが気になるが、
自伝5部作の2つ目だとか。88歳がやる気満々ですね。
オリヴェイラや新藤兼人越えも夢じゃない。
あと、この人にはどこか山師的なところがありますな。