最後の最後まで見ないと面白さが分からない映画。
伏線を一度回収して、さらに別の角度からまた回収するというのは、珍しいと思った。騙される。最初の、聞いたことは信じるな、見たものは半分信じろが生きている。
なんと言えばいいかわからないけど、とても気持ちの悪い印象を受ける。誰が味方なのか敵なのか分からないからなのか。味方だと思ったほうも、患者にひどいことしている。なので、どう見たらいいか分からないから、気持ち悪いのかも。
そもそも牢獄にいる医者たちが敵で、人権無視された患者たちはそれに抗ったってことか。患者たちが支配しているから、敵っぽく見えるけど実際は逆。だから、気持ちわるいのか。
正義が何なのかとても揺らぐ。