カーズWSA

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たちのカーズWSAのレビュー・感想・評価

4.0
ケイトベッキンセイルに最近会ってないので、前から楽しみにしてたこの映画を選択。

予告で、原作エドガーアランポー、と出てきます。すっかり忘れてたけど一冊だけ今も持ってるポーの短編集の中にある、タール博士とフェザー教授の療法、というのが原作っていうか元ネタくらいでしょうか。

脱線しますがこの本は、ポーが産み出した初の名探偵オーギュストデュパンの登場する話があるから昔買いました。
盗まれた手紙、という話が大好きで。

まあとにかくベッキンです。美しい。例によってお話よりもベッキン。如何にして美しいベッキンをより美しく見れるか、というところがこの映画の見どころでしょう。

と、言いながらもなかなかおもしろくて、特にベンキングスレーが大活躍。精神病院の院長として実に鮮やかにまわりをまとめ上げています。

冒頭のブレンダングリーソンには殺意が湧く。マイケルケインの末路もなかなかですね。

正常なのか異常なのか、そんな線は引けません。どっちなのよ?、ということで、見たものは半分だけ信じろ、とのことですが全部信じた方が幸せです。
この映画に関して言えば僕が信じられるものはベッキンの美しさです。見たものを全て信じます。

ジムスタージェスは最初から最後までアタマベッキンになってる。患者であるベッキンの方がまともで特に中盤以降は、ジムスタくんちょっとは遠慮しなさいよベッキンの立場を考えてもっとうまくやれや、という気持ちに。
一方で目の前にベッキンいたらこうなっちゃうかも、とか考えました。いや全くもって正常でしょう。

君が僕を所有する。
俺もベッキンに言ってみてえ。
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