Yoshiyuki

血の贖罪のYoshiyukiのレビュー・感想・評価

血の贖罪(2012年製作の映画)
2.5
犯した罪からは逃げられない。
10年前、先輩に強引に言われ昏睡レイプに加わった彼は、救いを求め教会へ足を運んだ。
そこで被害者だった女性と出会う。

気が弱そうだけど、行動力がある。
方向は、おかしいけれど一直線というか、思い込みが激しい。
被害者女性をストーカーのように付きまとい、神への信仰心も次第に強くなっていく。
彼の贖罪は、自己満足でしかない。
彼だけではなく、贖罪ってそういうもので自分の気持ちを軽くするためだけの行動なのかもしれない。

被害者女性の告白にあった“あの連中”などの複数形や伝道師との会話、最後の留守電に何かひっかかるものがある…。
Yoshiyuki

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