舞台ですでに演じられている作品を映画化したとのことで神木くんとくれば間違いないでしょう、ということで遥々池袋まで観に行ってきました。
最初のグロい場面で、おっコレは無理かも??と思ったけどそんなことなかった。
貧しさは余裕のなさを生んで、それゆえ見えない敵を作ってさらに自分のことを追い込んでいく様子が息苦しかったです。
門番と神木くんが本当に仲良くなったことや、門番が死んでしまう!と神木くんが助けようとするところは見ていられなかった。
なのにウーーーーッだの、よじよじした寝袋だのシュールだな。
笑かせたいのか怖がらせたいのかスクリーン内が緊張感につつまれていました。
結論は見てよかった。
1番そう思ったのは門脇麦ちゃんの演技すごいわ。お父さんに食ってかかる場面とか襲われる場面とか強さと弱さが出てて目が離せなかった。
最後はそっちに行ってしまったし、中身までも変わってしまったけどそうなるのも含めてあちら側なのね。
私も陽の光が浴びられなくてもあちら側のほうがいいです。
神木くんの作ったヘンテコな仮面を被って生きようとする門番がイケメンすぎて困った。
もっかい見てもいい。
でも先を知らないで見たほうがきっと面白い作品です。