松永恭昭

ボクシング・ジムの松永恭昭のレビュー・感想・評価

ボクシング・ジム(2010年製作の映画)
4.0
ワイズマンのドキュメンタリーは、観る側になにも押し付けずに、ただ淡々と映し続けるという安心感があって、なにかしら劇的さも、物語さもないが、観ていられる。
ボクシングは、今まで見た作品の中で、興味が薄い方だが、そこにいる、ボクシングを楽しむ人たちが、関係のない話をしていたり、自慢話していたりするのが、すぐ横にある日常とリンクして、とても豊かな情報を与えてくれて心地がいいと感じる。

前に見たコメディーフランセーヌの作品が4時間近かったが、こちらは、90分ぐらいと、比較的見やすかったのもよかった。
松永恭昭

松永恭昭