Hario

黄金のアデーレ 名画の帰還のHarioのレビュー・感想・評価

3.6
2015年最後に観た映画。

ヘレン・ミレン素敵過ぎる!あのお歳であんな高いヒールで美しく歩く姿にひれ伏したわ。上品さが半端ない。なのに会話がやけに楽しい。

ちょっと前に観た「ミケランジェロ・プロジェクト」と同じ第二次大戦中にナチスが略奪した芸術品(こちらは一枚の絵画)を巡る話。映画としてのテンポが良くて派手ではないけど、とても心にスッと入ってくる作りだった。登場人物の心の動きや過去の回想シーンなど、観客の心を掴む見せ方に心地良さを感じた。

一見、カリフォルニアに住みブティックを営んでいる素敵なおばあちゃんなんだけど、その人の歴史は壮絶でいくつもの哀しみを乗り越えてきたんだという所に、祖国から逃げてきた経験のない私は何とも言えない気分になった。戦争の惨さを静かに、でも確かに感じる事の出来るの作品だった。

ライアン・レイノルズが何気に好感度アップ!ダニエル・ブリュールを見ると「イングロリアス・バスターズ」を思い出さずにはいられない。笑