自信なさげな若手弁護士、エリート家系のプレッシャーに負けてたまるか!! 理解ある奥さん素敵。そして、ヘレン・ミレン演じる主人公の母性。頑固者というか図太いというか。戦争によって心には深い傷があるのだけれど、逞しく生き抜いてきたユーモアたっぷりの女性。
重い題材である作品なのだが、この２人のやり取りが困難に立ち向かう割に微笑ましくもあり楽しくハマって観た。
本作は事実に基づいた作品ということだが、オーストリア側の目線で映画が作られたらヘレン・ミレンはめちゃくちゃクソばばあに描かれるのかなと変なこと考えてしまった…
ナチスと絵画をアクションたっぷりに描いた『大列車作戦』もまた見たくなった！ 評価がすこぶる低い『ミケランジェロ・プロジェクト』も観てみたい。
ケイト・ブランシェットはヘレン・ミレン様をかなり意識してリスペクトしてるはずだ！上品すぎる顔立ち似てる!!!
