すごい深い話だった。
1枚の名画の裏に隠された、時代を越えた愛と、ひとりの女性の過去。
とっても好きな絵だけど、いろんな思いが詰まっている大事な形見であったとは知らなかった。
国家を相手に裁判を起こしていく過程が頭脳戦で面白くて、弁護士ってかっこいいと初めて思った。
そしてマリアの弁護士ランディの中でも、自分のルーツに気づき、少しずつ成長していくという、もうひとつのストーリーも織り込まれていて、最後の裁判での彼のスピーチはもっと聞いていたいと思えるほどだった。
最後のシーンが本当に美しくて、涙止まらなかったなぁ…。
過去の歴史の過ちを認めさせた、そして「正義」を導き出したあの1枚の絵にはスタンディングオベーションです👏🏻
