この映画はfilmarksを始める少し前に観たんです
また観たいと思い今日に至ります。
とても印象深い映画だったのでいつまでも心にありました。
ライアン・レイノルズは多分この映画が初めてだったんです。
とても真面目な印象でこの時は気になる俳優さんでした。
そのあとに観た予告で『デットプール』😆(本編未観賞)
あれ~?同じ人www
ヘレン・ミレンは流石の演技
意志を強く持った女性を演じています。
第二次世界大戦のオーストリアでのお話
ユダヤ系の裕福な家庭に生まれた主人公に纏わる話
逃げるように祖国を捨てた一人の女性
決して忘れもしない恐怖
自分を家族を守ってくれなかった祖国
"戻りたくない"
大好きだった叔母アデーレ
そして美しい幸せの色をした絵画
パトロンをしていたクリムト作品
どれだけ裕福であったか伺える
全て戦争という名のもとに奪われてしまった
他のドキュメンタリーで観たことがあります。
ユダヤ人を列車に詰め込み連れていった
身ぐるみ剥がしそして…
奪った物が山のように置かれていた
間違った権力で奪ったその人達の命と尊厳
マリアが言う
"めでたしにはならなかった"
何事もなければオーストリアに居たであろう
そしてアデーレの絵画も
今までの無念や後悔が彼女を悲しめる
ユダヤ人モデルであったため
絵画の題名も変えていた時期があったという
事実に基づいた映画。
戦争を考える上でも色んな映画があって良いと思う。