みんと

ピクニックのみんとのネタバレレビュー・内容・結末

ピクニック(1936年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ジャン・ルノワールを開拓したくて鑑賞。

なんだかとても心が癒された…。私にとって人生讃歌と言えばこの映画になりそうです。
川の水面、風になびく草木、鳥の鳴き声。アンリエットが感じたように、普段都会で生活していると忘れてしまう“生”をこちらも実感する。彼女の言うように、泣きたくなるくらい生きるものすべてに優しさがこみ上げる感情を、カメラで大自然を捉えることで表現するという素晴らしさ…。
生きる歓び、悲しみ、恋心、叶わぬ想い。”生きる”ということが凝縮された素晴らしい作品でした。
みんと

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