昼行灯

ピクニックの昼行灯のレビュー・感想・評価

ピクニック(1936年製作の映画)
3.8
木漏れ日の中のブランコのシーンで光の粒をくぐるかのような少女の美しさといったら🥺お父上の絵画の中の少女のように可憐で無垢で、、🥺カメラをブランコ近くに置いてるから躍動感のすごいのなんの

木漏れ日の白や水面のつくる渦が作り出す天国のような前半から、悪天候になり、草木のオブジェの黒が画面をしめる後半の移り変わりが唐突で胸騒ぎがすごかった。青年とは1日限りの恋?なのか、、?普通にレイプみたいなもんやんとみたが、、欠落部分に描かれたであろう2人の別れとヒロインの結婚のエピソードを辿れば、これがどんな物語か分かるはず

ゲームの規則なんかに見られたディープスペースを今回もまあ堪能したわけだけど、以外にも平面的な構図も何度かあった。母少女青年2人で会話してるところなんか横並びだし、冒頭の馬車に乗ってる家族と召使いの会話とかもそう。
昼行灯

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