のんchan

ラスト・フェイスののんchanのレビュー・感想・評価

ラスト・フェイス(2016年製作の映画)
3.7
ショーン・ペンの監督6作目❗️
主演はハビエル・バルデム&シャーリーズ・セロンで、アフリカ内戦の過酷な現実を描いた社会派ドラマ⁉️

共演にジャン・レノ、ジャレッド・ハリス、アデル・エグザルコプロスら実力派俳優を揃えているのに日本未公開だった。
DVDがレンタルされた頃に途中まで観て、面白く感じなくてリタイアしていた😥
当時はハビエル目当てで観て、ショーン・ペンが監督ということを認識していなかったように思う🤔

この作品は批評家から酷評されている。今回しっかりと観たが、スコアが低めなのも解る気はした。
監督の頭の中が高尚過ぎて、伝えたいことの色々を詰め込み過ぎていたと思う。観客の理解度のレベルが乖離してしまうのもあるだろうし。
撮影技術や様々なテクニックを使っているけど、本来の主旨が私たちに中々伝わって来ない。
なんだろう?勿体なさを感じてしまった。

ロケ地は南アフリカ共和国のケープタウン。難しい撮影だっただろうとも感じるけど、そんな過酷な現場、生きる死ぬの血だらけの内戦の中での男女の恋愛。俳優が良いのに薄っぺらく見えてしまうなんて本当に残念😕


亡き父の後を追うように人の為になる仕事を選び、国際支援組織で働くレン(シャーリーズ・セロン)は、西アフリカの内戦地帯で救援医師のミゲル(ハビエル・バルデム)と出会う。その2人のドロドロの恋愛関係が主になっていて、せっかくのアフリカの人々を救いたいという思いが込められているはずの意図が、恋愛を強調するがために見失っている感じ。


この撮影時は監督がセロンとプライベートでも仲の良い時期。セロンは確かに美しい✨また美しく撮っている。セロンへの感情が入り過ぎたのかな?


今年はショーン・ペンをかなり追って鑑賞して来た。まだ数本観れていないのもあるけど、12/23公開の新作『Flag Day』は楽しみにしている。
評判はイマイチっぽいけど、絶対に良さを見つけるために観に行きます💫
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