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教授のおかしな妄想殺人のtakywalkerのレビュー・感想・評価

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)
4.3
邦題のミスリード酷すぎ!
犯人の思想は完全にDEATH NOTEの夜神月で笑う。
軽妙で洒落たウディ・アレンの映像の中にホアキン・フェニックスという圧倒的なサイコパスが紛れ込んでる(そして嫌に馴染んでる)のが良すぎる。
哲学という直接的なテーマからもわかる通り、終盤の2人の対立構造は現実存在VS本質存在になっていて最終的には本質存在が勝利するというプロット。
ウディ・アレン個人としては本質主義寄りなんだろうね(過去作を観れば火を見るより明らか)
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