教授のおかしな妄想殺人の作品情報・感想・評価・動画配信

「教授のおかしな妄想殺人」に投稿された感想・評価

Haruka823

Haruka823の感想・評価

3.8
ホアキンとエマのW主演。

完全犯罪ミステリー。エマの可愛さが際立ってた😍ホアキンの怪しい雰囲気って独特でうまいと思う💨生きる気力を失ってるときに人を殺すことで生きがいを求めるって闇が深いなって思った。
RR

RRの感想・評価

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これから観る人は邦題に騙されずに。原題は Irrational Man(非合理な男)です。決して『教授のおかしな妄想殺人』な内容ではないです。
哲学的に考えさせられる映画で感慨深い話だった。

一連の殺人ストーリーを単なる物語として観てるだけでは、物足りないと思う。
この映画の一番の面白さは、哲学的な観点で観る人がどう感じるかだと思う。

エイブが大学で哲学を教えているシーンも結構ポイントで、カントの道徳理論、キルゲコールの死に至る病、サルトルの実存主義とかについての話がサラッと出てくる。

これらの哲学の考え方を理解したうえで、この殺人ストーリーを観ると、人生の意味を見失い、孤独で無気力な暗闇に陥っていたエイブが生きる目的を見出した動機はそもそも人間として正しいことなのか?
そして、思い描いているだけでは実現しないから実行するという彼の哲学は、その目的においては間違えではないか?
じゃあどんな目的なら正しいのか?
そもそも生きる目的にいいも悪いもあるのか?など、観る人の経験や考え方でいろんな捉え方ができる深い話だと思う。

そして教え子のジルがとった行動もまたカントの道徳理論に当てはめると興味深く、最後のシーンの彼女のナレーションの一言に凝縮されている気がする。

殺人ストーリーなのに、全く重くならず、むしろオシャレな映画として観ていられるのは、この監督の音楽的センスが素晴らしいからに他ならない。
本作の演技を見てると、時々ホアキンがロバート・デ・ニーロの狂った姿が重なって、なるほどジョーカーをやるのは順当だったんだと思ったり思わなかったり。

エマ・ストーンはすっごい好きな演技とすっごい苦手な演技をする、そのバランスが完璧すぎるから自分にとって好みの女優なのだと思ったり思わなかったり。
ラストの展開がいきなり幼稚になって笑った。
ホアキン好き。

女の人ってめんどくさい生き物だわ。
私もか…
ウディ・アレンコンプリート企画。

哲学科の教授として大学で教鞭をとるエイブ。彼はいつしか生きる意味を見失い自殺願望に駆られていたが、ある日悪徳判事として知られる男のことを耳にし、彼を殺すための完全犯罪を思いつく。さらに教え子のジルと次第に惹かれ合うようになり、犯罪の計画とともに彼の”生きがい”が見いだされていくのだが…。

闇を抱えまくりのエイブ教授、今にも何かしでかしそうな得体のしれない感じがホアキン・フェニックスにぴったりすぎる(笑)。ウディ・アレン作品の中ではかなりブラックな内容で、あまりワラエナイ展開になっていくのでびっくり!!暗さで言うとコリン・ファレルとユアン・マクレガーが主演した『ウディ・アレンの夢と犯罪』と同じくらいかな。
世間知らずで猪突猛進な女子大生を演じたエマ・ストーンも、最近スマートな大人の女性の役が続いていたからか、こういう役が少なかったのでなんだか新鮮でした。

”生きがい”を持つことで人は前向きに人生を歩めるけれど、この方の場合は全く参考にしてはいけません!(笑)人を殺す妄想がいつしか現実味を帯びていく過程にはただただ戦慄。じわじわと狂気に駆られていくエイブ役をどこか嬉々とした表情で演じているホアキン、さすがすぎました…!
最後のショッキングな終わり方も、このDVDパッケージや普段の小粋でおしゃれなウディ作品とは一線を画していて見ごたえたっぷりでした。
bol

bolの感想・評価

3.3
殺人をこんなに爽やかに描けるのか、
とシンプルに感動。
殺人に生きる活力を見出してしまった悲しい男。人生が楽しくなってきて自白出来ず後に引けなくなってしまったのが見てて辛かった...

エイブ視点で観ていた時、少しでも殺人を肯定してしまっていた自分が怖い。
最後のシーンでやっぱりこんな人は社会で野放しにしてはいけないんだなと、現実に引き戻された。
冷静に考えれば内容はかなりサイコなのに、軽快な音楽とテンポの良いストーリー展開で爽快感さえ感じる作品。いつのまにかウディ・アレンの世界に飲み込まれてサイコなことも忘れる。

「哲学とは言葉による自慰」というのは傑作だった。この表現以上に的を得たものはないし天晴れとしか言えない。
sloth

slothの感想・評価

3.8
とっても奇妙だがどこか爽快感のある不思議な作品。
不幸が重なり生きる意味を失っていた大学教授とそんな虚ろな彼に惹かれてしまった女子大生の物語。
私も絶賛人生迷走中なので教授の気持ちも分からなくはないが、やはり自分のために人を殺めてしまうのは賛同できない。
巻き起こっていることは結構シリアスな内容なのにも関わらず、思ったよりもライトで見やすい作品になっているのは選曲の妙が理由だと思う。
本当に不思議な作品。
Mavis

Mavisの感想・評価

3.4
ブラックコメディってほどブラックでもないし、コメディでもない。

ながら見できる映画を探して、ゆるく見れそうなこの映画をチョイス。画が綺麗で、見終わった後にウディ・アレン監督の映画と知った。やっぱりこの監督はおしゃれだなぁ。

割と現実的なストーリーだった。もっとドラマチックな方が私は楽しめたかなぁ。ラブストーリーとコメディ風味のヒューマンドラマの中間に少しティーン向け要素を足した様な映画だった。

この映画の1番の見どころはエマ・ストーン!とんでもなくかわいい!キラキラしてる!スタイル良すぎ!こんな子大学にいたら同じ授業取っちゃう笑!

あと、割とこの教授も好き。エリートだったけど落ちぶれて厭世的になった酒浸りのおっさんって嫌いになれないんだよなぁ〜。最後、急に頭悪くなったのはちょっと呆れたけど。エマ・ストーン演じるジルもこの教授が好きということは、私はエマ・ストーンと言っても過言じゃない。(嘘)
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