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64 ロクヨン 前編のnoaのレビュー・感想・評価

64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)
4.0


最高でした。
佐藤浩市、素敵過ぎです。
信じられないほど豪華な(普段は主役級のキャスト達と)昭和を感じさせるセットと肉眼でそのままを見てるような綺麗な映像、そして邦画のミステリー映画の常識を覆すほどの内容の濃さ。ただ、原作もろくに知らず予習もしてこなかった私にとっては登場人物が多く、途中名前を忘れてしまうこともあり、どの事件のことについて今行動してるのかなど諸々脳をフル回転させなきゃいけないところがありすぎて正直観終わった後疲労困憊…
前編のみでは先が読めないところが多く明確なヒントも無しで淡々と進んでいく。故に、すべての出来事がラストの結末に繋がってるなら後編をみる価値はあるし(いや、絶対観るでしょ!)最高に面白い映画だと思う。映像に釘付けになる位キャストの演技が圧巻で、浮いてる人が殆どいない。そのままどうなるのかと思うところで120分は終わり後編の予告へ。予告の入れ方も余計気にならせる流れで監督上手い(笑)
久しぶりにこれ!っていう邦画を観れた。楽しかった〜!
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