ベルリンで孤独に暮らしていたヴィクトリアであったがクラブで出会った男達との出会いがキッカケで大きく人生が変わる。
驚異の全編138分間長回しの映画という事で鑑賞しました。長回しで印象的な最近の映画では「バードマン」がありましたが、あくまで編集で全編長回し風にしているだけであって、最初から最後まで撮り続けてはいない。一方でヴィクトリアではずっとカメラを撮影した状態で撮ったらしく本当に驚きました。
しかしながら、全編長回しは確かに凄いですが映画の面白さからすれば、いまひとつでした。映画を見続けていると長回し特有の緊張感が消えてしまい短調な映画と感じてしまったのが残念なところでした。全編長回しという挑戦は素晴らしかったと思いますが、少し足りない感じがしました。
長回しは映画の一部分として使うかバードマンのように編集で魅せる方が良いように思いました。
