服部だった何か

ラスト・ナイツの服部だった何かのレビュー・感想・評価

ラスト・ナイツ(2015年製作の映画)
3.3
紀里谷監督ハリウッドデビュー作。
色々とデカい口を叩いてるやらなんやらチラホラ目にするんやけど俺にとっては至極どうでもええわけで。
一緒に仕事するわけでも遊びに行くわけでもなく、俺に関係あるのは映画が面白いかどうかの一点だけや。

という前振りをもってして「最高!」と言うわけでもなく「最悪!」と言うでもない、「普通」。
忠臣蔵を騎士に置き換えたシナリオ、緩やかな起伏で描かれる物語。良くも悪くも特記する点があまりない、この映画を観て人と何かを話したいとも思わんふんわり感。
世界観や忠臣蔵ストーリーなんかはどちらかというと好きなんやけど、一個飛び抜けた何かってのが無かったような。惜しいなぁ。
折角有象無象の邦画アクションでは描けん雰囲気レベルやのに全力でそれを守りに行ったような作品のように感じた。

ともあれ今後はどんだけコケようが攻めてもらいたいし、他の人も国内で雇われブロックバスター()やるぐらいならどんどん海外へ出てってくれたらええんとちゃうかな工藤。