大人気ラングドン教授シリーズの第3弾。
一を聞いて十を知るどころか答え知ってるんじゃないかと思う程の推理力は健在。
記憶喪失の上暗殺者に追われるという究極の巻き込まれ型のストーリー展開で観ていて「何故これを探さなくてはいけないのか」等といった疑問を主人公や観客にも抱かせない様にしている。
今作にイマイチ乗り切れなかった1番大きな理由はルネサンス時代の絵画や建物に隠されたトンデモではありながら魅力的な解釈をラングドンが鮮やかに解明するのでは無かった点。
ネタバレは伏せるが「お前のさじ加減だろ」的な宝探しゲームに乗れなかった。
シーンによってトム・ハンクスが凄く太って見えたり痩せて見えたのが気になった。
しかし名所旧蹟をウンチク付きで巡るオリエンテーリングの魅力は今作もある。
ラングドンと行くイタリアツアーは行ってみたい。
