のり

Easy Virtue(原題)ののりのネタバレレビュー・内容・結末

Easy Virtue(原題)(2008年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

これもBen Barnesが出てるということで…

もともとは舞台があって、それをヒッチコックがサイレント映画にして、今回は2度目の映画化、ということでいいのかな? やっぱり字幕ないと私の理解度には限度があって、細かいところが分かったらきっともっと面白いんだろうな~と思った。今回はLaritaがアメリカ人の役なのでまだそれでも聞きやすかった気もするけど。(どうやらサイレント映画の方とはだいぶお話も違うみたい?)

Ben Barnesの出演作としては、Prince CaspianとDorian Grayの間っていうことかな? やっぱりこれくらいのショートヘアが好きだな!The Wordsは越えられないけど(何度でも言う) 一昔前のお話なんだけど、レトロな衣装が素敵! お金持ちならではの乗馬服も素敵だし、セーターを肩にかけてるのとかも、普通の人今がやったらただダサいだけだけど(笑)、さすがスタイル良いだけあってサマになるし、普通のタックスとかもそれだけでかっこよく見えるね! ただ役は結構腹立ったな~!細かいところ理解しきれていないかもしれないという前提で書くけど、ほんとに“若い”っていう勢いだけで突っ走ってるな~と。Laritaに対してそういう“若さ”の象徴であるような存在であるっていう描かれ方をしているんだろうから、それで正しいんだろうけど、も~バカだな~!って思っちゃうところが多々。嫁と姑が真剣にモメてるのに終始ヘラヘラしてるし!(笑) でもやっぱりそれが魅力になってる部分もあって、ちょっと怒ってるLaritaにニコニコしながら”I can’t help my age, grandma.”って言って、おなかポンってぶつけるところとか、あざとすぎでしょ!って思った(笑)(←無駄にへそまわりが気になったシーン) ちゃんと”結婚”の重さを感じていないJohnにも腹立つし、Laritaも相手の盲目さに気づきなさいよ!って思ったりもするんだけど、年下にこんなんされたらそりゃあ抗えないだろうなと思ったりもした(笑) さらっと何曲か歌ってて、サントラにも入ってるみたいなのでちょっと気になってるなう。 MP3で$9とφ(.. ) 冒頭で歌うA Room With A Viewがまたレトロな雰囲気似合って素敵なんですよ~

Jessica Bielは安定の美しさ!ブロンドショート似合う~ お母さん役のKristin Scott ThomasはThe Other Boleyn Girlでもお母さんやってた人だった!(あとはGosford Parkにも出てたみたい) そして使用人のFurberがまさかのKris Marshallだった!!(笑) こないだのDeath at a Funeralでブッとぶ薬作ってたばっかりじゃないの!(笑) いい味出してておもしろかったです~

そして、やっぱりColin Firthがいてこその映画だなあと。Dorian Grayと立て続けにBen Barnesと共演してたんだねえ。 一家の主なのにいつも服装適当だし(なんか一人だけやたら現代らしい服装に感じるところもあったり)、今インタビューでColin Firthが言ってたからそのまま書いちゃうけど、Mr. Bennetに通じる部分があったり(本人演じてたのダーシーだけどね!笑)。 最後にタンゴに入ってくるシーンは、2人ならではの濃厚さというか!かっこいい~ 結局Laritaに必用だったのは彼なんだろうなあ。最後両親夫妻はほんとに別れちゃうのかな…??
のり

のり