ねじ

パリ3区の遺産相続人のねじのレビュー・感想・評価

パリ3区の遺産相続人(2014年製作の映画)
3.5
映画に出てくる「ヴィアジェ」という持ち家やアパルトマンの売買システムは、フランスらしく粋だ。

売主は、契約成立後でもそのまま死ぬまで住み続ける事が出来て、おまけに、前金の他に月々、定額の支払いを受け取れる。

年取って働けなくなったお年寄りには良いシステム。
長年住み慣れて、愛着ある家を手放す事がなく、おまけになにがしかのお金を毎月もらえる。その代わりに、自分の死後はご自由にどうぞ!ってこと。

買主は、契約した相手が亡くなるまで、その物件を自由に出来ないばかりか、月々の支払いも生じるが、将来的には格安で手に入る。

このシステムは日本でも流行らないかなぁ。良いと思うけどね。
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