おぉ、素晴らしきお仕事映画で、監督さんの後の代表作「ハケンアニメ」よりも俄然面白い思ったんはマシンボーイだけ?
葬式屋さんが喪主にこんな忘れられん葬式にしたいから頑張ってくれよな!いうて無理難題押し付けられっよ!って話
うん、業界が違えど「ハケンアニメ」のベースが本作の時点で完全に出来上がっていたし、内容で言えば俄然クオリティーも高く、ロボットアームの部品を作っていた故人とロボット好きの孫の為に、葬式がみるみるロボットに侵食されていくんめちゃ楽しかった!
特にDaft Punk和尚による読経Liveからのロボット焼香の流れはまぢ神がかり的で、葬式史上最もパフォーマンスの精度が高い作品になったんちゃうかなぁ?
キャストもね、主演の葬儀屋三浦貴大の成長モノとしても見応え充分ながら、故人であり喪主でもあるでんでんの縦横無尽の活躍には、はぁ……やっぱでんでんやなぁ!なること必至、最初はあまりに傍若無人なでんでんに、あぁ、三浦貴大が透明にされるんとちゃうか?なったものの……ラストの衝撃展開も痺れるでんでんの怪演やったー!
あと三浦貴大の同僚が仕事出来すぎてマシンボーイ頭抱えた!三浦貴大ももちろん頑張っていたが、同僚の活躍がなければ何も前に進まなさそうな無双っぷり!これが「ハケンアニメ」の花梨ちゃんぺろぺろ無双に繋がるのか?
ただ監督の初期作である本作がここまで素晴らしくても、「沈黙の艦隊」まさかの映画化!が面白くなる気は微塵もしない……っつ〜ね!