家業のお寺を継ぐためしぶしぶ坊主の修業を1年間する羽目になったパンクロックに興じる現代っ子（=本木雅弘）が、お寺ライフを体験するにつれ作法の中にある美学に魅せられていく様子をコミカルに描いた周防正行監督作品。
周防監督だけあって、シチュエーションこそ違えどお話は以降の作品と同じ。鐘のつき方だけで17種類もあったり…知らないことだらけのお寺文化への文化案内として興味深い。
修行僧たちの辛い修行の日々は、まるでエンドレスな部活合宿。悪賢い部員が夜中に悪さするのと同様に、お坊さんたちも隠れて悪さする。竹中直人がいつものように竹中直人を演じてますがやっぱり面白い（＾ｖ＾）
この映画見ると、お寺の見方がちょっとは変わるかも？(笑)
