このレビューはネタバレを含みます
その鎧ちゃんと全身覆っときなぁってヒヤヒヤする話
アマゾン島のおてんば王女様が偶然迷い込んだイギリス兵と一緒にドイツ軍のガス兵器大量虐殺を防ぐ話
強い芯のある聡明な人が異世界に来るとかで知識不足のせいでポンコツになる描写、結構好き
あ〜好きだな〜とか思ってたらそれが人間の善性の話とかにスケールアップして重くなってって
軽はずみに思った気持ちなのに、、なんかごめん、、ってなった
全体的に暗いし、主人公が実は兵器運用目的で生まれた神殺し道具だったとかいう鬱展開、バディのイギリス兵がアラバスタ編のペルみたいに死ぬとかもありつつ
最後のバトルとってつけたような超人バトルはカッコよかった
アレスお前か!鎧の着方かっこいいぞ!ってなった
あと怖いのはもし主人公ダイアナさんが「ドイツ軍に最初に拾われてたら」どうなってたか
ドイツ軍についてたんじゃないか?戦争を早く終わらせる事が正義だっていう日本に原爆落とした正義感をワンダーウーマンが持ったらそれはそれでイギリス軍を殲滅する動機になったんじゃないか?
そうするとドイツ兵をバンバン殺し回ってたけどそれってどうなんだろう
ヒーローが戦争っていう善悪のない、両方とも悪、みたいな戦いに身を投じるのはすごいひっかかった。
大量殺人ガス兵器ってのはまぁ大義名分になったろうけどイギリスも結構酷いことしてるっしょ、、って感じ
結局人間は愚か