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ワンダーウーマンのShinMakitaのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)
1.9
本日はワンダーウーマン鑑賞。

第一次大戦下、アマゾン族のプリンセス・ダイアナが毒ガスを開発したドイツ軍相手に大暴れというアクション大作ですね。


以下、ネタバレ・ウーマン



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「僕は今日を救う。君は世界を救え」




最初に言うと、アメコミ映画の中ではかなりの良作の部類だったと思います。「ローガン」ほどの傑作ではもちろんないし、単体一作目は大体面白いのは当たり前なんで、大興奮というほどではありませんが、マン・オブ・スティールからのDC系ユニバースの中では一番良いと言えます。ラブストーリーとしても完璧だし、カルチャーギャップギャグも楽しく女性ウケは確かにあります。でありながらも、男子受け要素としては、「愚連隊もの」だったのが大きいですかね。サミー、チャーリー、酋長といった脇役たちの個性が光ってましたよね。
「戦争」ってモノが、悪い神がヒトをそそのかして発生するという単純なものではなく、ヒトの悪意から発生するものだという複雑さにダイアナが気づくまでを描いているので、普遍的反戦映画としての側面もあるかも知れません。スパイディと一緒で、キャラの共感が観客たちに得られたら勝ちなんで、以降のDCはダイアナさえ出しておけば安泰でしょうな(笑)
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