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ワンダーウーマンのseiitaishogunのネタバレレビュー・内容・結末

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

可愛くてめちゃ強い☆みたいな頭の悪い宣伝ばかりだったが、実際見てみると、可愛くてめちゃ強い……しか言えない程度には脳筋映画だったしワンダーすぎて無双もいい所だった。
やはり個人的にはGOD級スーパーパワーヒーローよりは等身大の人間ヒーローの方が好きだなぁ。ドラマパートは面白かったが、終盤、戦闘シーンで人智を超えたパワーが出始めると画面が派手である以外に面白みがなくなるので思考停止してしまう…。

スパイダーマンホームカミングでクラスメイトがほぼ有色人種だったり、昨今のアメコミ界では人種問題を前向きに捉える姿勢が垣間見えるが、戦時中の話となるとフィクションでもドイツはいつまでたっても悪役として描かれるんだなと思った。
「世界を救うのは愛だけ」と言いつつも慈愛で他者を救うとかの話ではなく、愛のパワーで最終的にやっぱり敵をぶっ倒す話なのでアメリカ的だなと思った。
「無知で若かった」と冒頭で語っていた通り、過去のビギニング的な話として今後に期待したい。
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