Ali

ワンダーウーマンのAliのネタバレレビュー・内容・結末

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

本物のヒーローだった…

自分が想像していたものと全く違った。
第二次世界大戦期舞台のワンダーウーマンを想像した時もっとフィクション要素が強めな物語になると思っていたけれど、あの戦争に居るダイアナだった。
人間という部分が強く描けていたのもダイアナが神という立ち位置でその目線で描いたから人間の愚かさや醜悪さや弱さと強さがものすごく浮き彫りに描かれていたと思う。
後半のスティーブのいくつもの言葉にハッとさせられた。
その後半で神と神との戦いと、人間と人間の戦いどちらもしっかりと描かれていて、スティーブの最期のシーンはクリスパインの演技の素晴らしさも相まってもう画面が滲んでよく見えなかったのが悔やまれる…

戦いが終わってガスマスクを脱いだ若いドイツ兵達の安堵した表情で、映画が伝えたかった事が表現されていてここでももうグッと来て堪えるのが大変でした。

脚本も素晴らしかったし映像も素晴らしかった…

ダイアナもスティーブも仲間達もヒーローだった
Ali

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