さぬき映画祭にて。
バスケットボールのプロリーグ、bjリーグに参戦しているチーム、高松ファイブアローズのドキュメント。
参戦当初からスポンサーである地元大企業の豊富な資金をバックに好成績をあげるが、その企業が倒産してチームも解散の危機に。
そのシーズン成績は何と2勝50敗(！)

で、この作品はここからのドキュメントです。
チームの危機を救うべく立ち上がったのは、官僚上がりの現チーム社長。
その熱すぎる情熱で必死にチームを運営している。
その情熱、苦悩がよく伝わる。
結果、プレイオフ進出まであと１勝に迫るが,,,
球団社長が全てを背負い込み、個人的に借金してまでチームを動かすって、やっぱり健全な状態じゃない。
何とかみんなが協力しあって、健全に運営できる方法はないのか？
自分には思い浮かばず、一観客としてチームを応援することしかできないのだが,,,
どうしても社長の奮闘を見ると、FMWの悲劇を思い出してしまうのだ。

新春全力映画祭で鑑賞

スポーツの中のドラマ、ファイブアローズとしての人柄が濃く濃く出ていた。

特に試合のシークエンスの編集が上手い。テレビのニュースで見る試合とは違い、臨場感とスピード感があり、快感すら覚える。

バスケ経験者じゃなくても、この映画はファイブアローズの情熱がたくさんこもっている事を感じる。胸が熱くなる。