切ない映画ですね。かなり。。。
ただ、見終わって、意外に悲しさは残ってない。リリーが、本当のリリーになれたことに、拍手を、送りたい。彼女の心は、解き放たれたのだから。。。
フォローワーさんの、一押しの作品なので、気合を入れて鑑賞。テーマもテーマだけに、少々、構えて。。。
リリー役のエディ・レッドメイン。初めましてですが、なに、この役者さん？うますぎる。
女性の仕草も、単一的でなく、少しづつ、変わって行く。場面場面での、表情も、なんと素晴らしいことか。
さらに、奥さんの、ゲルダ。アリシア・ヴィキャンデル。彼女も、初めましてですが、エディと、同じく、超素晴らしい。
また役どころも、素敵な、可愛い女性を、演じており、はい、惚れました。（笑）
しかし、難しい問題ですね。
トランスジェンダーが、世間からも、ある程度の理解を得られるようになったのは、最近のこと。
ほぼ1世紀前には、そりゃ、周りのほとんどの人間は、色眼鏡で見ていただろうし、病気だと思っていたんでしょう。
自分がそうではないので、彼ら、彼女らの、心の中までは、わかりませんが、頭では、応援したいとは、思います。ただ、ごく身近な、人間が、そうであることが、分かったら、自分の心はどう動くのか、正直わかりません。
ともあれ、本作では、トランスジェンダーに対する、迫害とかの、描写は、ほぼなく、リリーを、応援する、人間としていい奴が多かったので、見終わって、胸糞感が、なかったんでしょう。
ただ、実際は、もっともっと、辛かったんだろうなぁ。
しかし、絵が、綺麗ですね。
それぞれのシーンが、うっとりするほどの、美しさ。
初めに書いたように、意外に、心地よく？鑑賞できたので、涙は、出ませんでした。
ただ、ラストは、えっ？やめてよって、ひとりごちしましたが。。。
