ずっと見たかった映画。Filmarksのclipにもずっと前からあって…最近Amazon primeで配信されるようになったからやっと鑑賞！
ほとんど前情報なしで見たけど、実話なんだね。最初ってことはLGBTなんて言葉存在しない世界だっだろうし、精神障害と見られて当たり前の世界だろうな。その中でもあるきっかけで自分の中の本当の「性」に気がついて止められなくなったって感じ。リリーが先駆者だったとは思うけど、この時代にジェンダーギャップで苦しんだ人たくさんいると思う。それにひきかえ、リリーはゲルダ、ハンス、そして自分を女に変えてくれる教授などこんなに自分を理解してくれる人たちに囲まれてて、皆さんの口コミで書いてあるようにリリーが自分勝手に見えるのも分かる。でも止められないんだよね、自分が。
映画見終わって、「ゲルダのすべて」でアナザーストーリーを撮った方が良いと思った（笑）。ゲルダの中にはもちろん葛藤があっただろうし、最終的にはリリーを支援してくれて、アイナーとゲルダとして過ごした夫婦の生活は無駄ではなかったと思うけど、じゃあ今までのゲルダの人生はなんだったの？ってなるよね。ゲルダが受け入れるまでの過程は垣間見えたけど、さらに深く描いてほしいなって思った。
でも結局はパートナーなんだろうな。恋と愛は違うだろうし、2人の間にはしっかりと愛が見えた。(実話は違ったみたいだね…。こういう描かれ方されてて本当に良かったです笑)
そしてリリー役のエディ・レッドメイン、適役でしたね。表情、所作、全てが美しかったです。
