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リリーのすべてのすのレビュー・感想・評価

リリーのすべて(2015年製作の映画)
4.0
性別ってなんだろうと思った。


パリに移住してリリーとして楽しそうに過ごすあたりから涙。
ゲルダが切なくて。つよい。

1回目の手術を終えて、2人のベッドの間に薄いカーテンが引かれて、でもカーテン越しに2人が手を合わせるのがこの2人の複雑な関係性を表してるようで本当に切なかった。

ゲルダにとってリリーとアイナーは地続きだけど、リリーにとって本当の自分はリリーで、ゲルダはリリーを見つけてくれた人でしかないんだよね。


原題のThe Danish Girlがゲルダとリリーの2人のことを表していて好き。
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