原題『The Danish Girl』(2015)
監督 : トム・フーパー
脚本 : ルシンダ・コクソン
撮影 : ダニー・コーエン
編集 : メラニー・アン・オリヴァー
音楽 : アレクサンドル・デスプラ
出演 : エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、他
リリー・エルベの人生をフィクション化した小説「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」を基に、世界初の性別適合手術を受けたデンマーク人画家リリー・エルベと、その妻ゲルダとの愛を描いた伝記ドラマ映画。
AmazonPrimeの見放題が終了間近ということで鑑賞。
Filmarksの高評価も納得の非常に上品なイイ映画でした。
まぁ、あまりにも登場人物の人物像が美しく描かれ過ぎのような気もしましたが…
愛情と優しさに満ち溢れたストーリー、性別違和に苦悩する主人公を演じたエディ・レッドメイン、一番の理解者として夫を支え続けた妻を演じたアリシア・ヴィキャンデルの好演、そして、絵画のように気品漂う美しい素晴らしい撮影と上品でスタイリッシュな衣装。
『燃ゆる女の肖像』でもそうだったのですが、画家を題材にした作品は撮影が素晴らしいですね。
あと、コレは作品外の話での苦言なんですが、シスジェンダー男性であるエディ・レッドメインがトランスジェンダー女性を演じたことに一部で批判が集まったそう…
この類の作品でよくある批判ですが、役を演じるという事を全否定するようなクソみたいな批判はホントやめてほしい。
