ずっと待ってました！インフルから復帰してようやく久々の映画鑑賞。大学でジェンダーについて学ぶアライとしては見逃しちゃいけない作品だし、エディ嬢も来日してくれたことだし、期待大！
もしわたしの旦那さんが心は女性で、身体も女性になりたいと願ったとしたら。受け入れるに決まってるよ！と軽く思ってたのですが、やっぱり妻の姿を観ていて胸が痛かった。そんな簡単な話じゃないよね。夫自身もはっきり女性になりたいのと同時に妻に愛される男性の自分も捨てきれず…女性として妻を愛してるし…。エディもアリシアも素晴らしい演技でした。不安とか葛藤とかが涙や震えからはっきり分かるような感じ。列車を見送るシーンが忘れられません。
今作にもマティアスさんが出演。またまたいい役で、めちゃくちゃ背がでかいから包容力の塊みたいな。か弱くも美しいエディか男らしいマティアスか…勝手に悩む(^.^)そしてもうすこし出番が欲しかったですが、ウィショーさんも文学少年みたいな感じで可愛かった！しかも意外と肉食系。
トランスジェンダーについて、同性愛について最近は”流行”のように取り上げられているけれど、今始まったことじゃなくてこうして昔からクィアはいたことを忘れちゃいけないと改めて考えさせられた。たくさんの人に観てもらいたい！知ってもらいたい！一緒に考えたい！ですね。(誰目線)それからリリーのように、本当の自分を認める強さを持ちたいと思いました。
