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リリーのすべてのmotoko322のレビュー・感想・評価

リリーのすべて(2015年製作の映画)
3.7
メモ

性と自己同一性。
I am entirely myselfの感覚

ひとりの人を、男でも女でもなく愛すること。

作中に描かれる「女性的なもの」の持つ強い象徴性。
メイク、フリル、女同士のおしゃべり、etc。
今からの時代なら、あの描写はナンセンスだったり、批判されるものになりそうな。

ジェンダーとセックスの重なり合い


最後にストールが舞う様子は、沼に落ちる凧を連想させる。それを見て泣きながら笑うゲルダの姿に涙。
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